ニュースレター 2022-02-17

ランダムウォークニュースレター、第 2 号#

こんにちは、これは「ランダムウォーク」の第 2 号です、お読みいただきありがとうございます。

一文#

李叔同からの引用：

"人生犹似西山日，富贵终如草上霜"

この言葉を書いた時、彼はたった 15、16 歳だったと言われています。

読書#

ランニングの癒し#

今週、『ランニングの癒し』という本を読みました。この本は、張展晖先生が書いたもので、最近多くの人がランニングを始めています。エネルギーを得るため、健康のため、ダイエットのため、目的はさまざまですが、ランニングを始める前にこの本を読むと、少なからず役に立つでしょう。普段当たり前のように思っているランニングにも学問があります。正しい方法と計画を通じて、半年から 1 年でハーフマラソンを走り切ることができます。しかし、間違った方法では、運動効果をもたらすだけでなく、体に損傷を与える可能性もあります。たとえば、多くの人がランニングで膝の痛みを引き起こすことがあります。私も以前ジムで一定期間ランニングをしていましたが、膝の痛みのために中断しました。また、多くの人がランニングを嫌いますが、主な理由は疲れすぎて気力が出ないからです。これらの問題はすべて方法の問題です。ランニングは簡単に行うことができます。

失控#

今週、ケビン・ケリーの『失控』を再度聴きましたが、初めて聴いた時とはまったく違う感じがしました。この本は 1994 年に出版されたもので、現在でも多くの視点が時代遅れではなく、一部の視点は私たちの現実とも一致しています。その中には分散化の視点も含まれており、進化体は自己進化によって洗練された状態を達成し、中央集権的な指導者が設計することはできない。これがケビン・ケリーが言う「失控」の意味です。

さらに、著者は進化体の最新の形態は私たち自身であり、人間はこの世界のさまざまな通信手段と世界中のさまざまな電子機器とコンピューターによってつながり、巨大な進化体を形成していると述べています。これが人間と機械の結びつき、つまり IoT というものです。30 年前には、このような先見性のある視点があるとは思いもしませんでした。著者の経歴を調べてみると、彼も非凡な人物であることがわかります。1952 年、ケビン・ケリーはアメリカのペンシルベニア州で生まれ、1971 年にロードアイランド大学で 1 年間学んだ後、中退し、自由な写真家になりました。20 歳から 27 歳の間、ケビン・ケリーはアジアを旅しました。27 歳の時、ケビン・ケリーはエルサレムで奇跡的な体験をし、自分の寿命があと 6 ヶ月しかないと感じ、その後、両親に孝行し、寄付をたくさんし、親戚を訪ね、そしてハロウィンの夜に「死んだ」。

アメリカに戻った後、この「死」を経験した精神的な人物は、自転車で 5000 マイルを旅し、アメリカ全土を横断し、人生の輝きを体験しました。

盲目の時計職人#

この本の著者はリチャード・ドーキンスで、彼はもう 1 冊有名な本『利己的な遺伝子』も書いています。

『盲目の時計職人』、このタイトルは神学者ウィリアム・ペイリの代表作『自然神学』から来ています。『自然神学』では、野外で石を見つけた場合、それは自然の産物であると考えることができますが、野外で時計を見つけた場合、それは人が精巧に設計したものであり、自然の産物ではないと確信します。実際、この精巧に設計された時計は人間を象徴しており、時計職人は神です。

しかし、リチャード・ドーキンスはダーウィンの進化論の忠実な支持者であり、彼の見解は複雑な生物の出現には特別な理由があるというものですが、それは神ではなく、ダーウィンが言うような自然選択です。自然選択には目的はないので、この時計職人も盲目の時計職人にすぎません。

この本では、なぜ彼がそう考えるのか、いくつかの興味深い例を含めて説明されています。興味がある方はぜひ読んでみてください。まとめると、自然選択はランダムな選択ではなく、蓄積の過程であり、遺伝子のランダムな変異が自然選択であると考えるならば、人間のような責任ある生物が現れることは非常に不可能ですが、自然選択は蓄積の過程であり、生存に有利な方向に進化し続けるので、不利な進化や不利な遺伝子の変異は淘汰されるということです。

感想#

反省してみましょう。以前、仕事で問題が発生し、第三者のツールの問題だと思い込んで、別の方法で使用することができ、影響は少ないので、深く考えずにいました。しかし、今日、チーム内で試用したところ、現在の使用方法ではうまくいかないことがわかりました。そして、別の同僚が質問をしてくれたので、30 分もしないうちに解決しました。実際のところ、これは Nginx の設定の問題で、2 行の設定を追加するだけで解決します。反省すべきです。この問題についてもう一歩考えれば、きっと解決できたはずです。
今週のニュースレターの初めの段階は少し空っぽでした。今週出会った多くのことや考えはもう覚えていませんが、以前はほぼ毎日何か思いついていましたが、その時はニュースレターに書くことを考えただけで、記録していませんでした。今思い出せないので、いつでもインスピレーションを記録することの重要性を少し理解しました。
最近、毎日 15 分間読書を始めました。ちょうど『ランニングの癒し』を読み終えたところですが、以前は花姐の『コミュニケーションの方法』も読み終え、昨日から『羽来信』を読み始めました。読み終えた後、皆さんと共有できるといいです。以前は読書には多くの時間が必要だと思っていましたが、毎日 15 分間読むだけで、1 年間で 1 冊の本を読む頻度は簡単に達成できるはずです。だから、少しの変化を軽視しないでください。以前の本には『ミニマムハビット』という本がありましたが、その中で言われているように、フィットネスを始めたい場合、毎日 1 回の腕立て伏せをするだけでも、数年後には確実に自分自身が変わっているのが見えるはずです。

見聞#

丰县事件#

最近、丰县事件が大きく報道されています。現在でも、いくつかの場所で恐ろしいことが起こっていることを考えると、この報道には驚きました。昨夜見たこの報道は私をさらに驚かせました、北京の少女が 6 年間誘拐された。以前は、私にとっては、誘拐は遠く離れた場所で起こることが多いと思っていましたが、この記事を読んで初めて、危険は本当にどこにでも存在することに気づきました。この少女は 14 歳で誘拐され、20 歳で脱出に成功しましたが、6 年間の様々な経験は心を痛めます。これら非人間的な経験は彼女の人生を変えました。彼女は家に戻った後、隣のクラスメートはすでに大学に進学していましたが、彼女は中学校を中退しています。北京に戻ったとしても、普通に生活することはできません。記事を最後まで読んだ後、しばらく心が落ち着かなかったです。

胡锡进はこの事件について次のように評価しています：基層の事件がこれほどまでになってしまったことは、江蘇省党委省政府が別の調査チームを設立し、真実を確認する必要があることを示しています。政治的に言えば、これは悲劇的です。これは、政府の公信力が非常に脆弱であることを明確に示しています。

サッカーの給与制限#

私はサッカーファンですが、今週、広州のチーム、以前の広州恒大が選手の年俸を 60 万元に制限するというニュースを見ました。これは以前に中国サッカー協会が公式に発表した 300 万元とは大きな差があります。そして、この数日で郝俊敏が給与を求めるツイッターを投稿し、武漢のチームがその後発表した投資の調整についても話題になりました。以前の選手たちは幸運でした。彼らは最も栄光のある時期を経験し、名声と富を手に入れましたが、今は若手選手たちは本当の愛情しか持ち続けることができません。

聴書の意義#

v2 で樊登の有料会員になる価値があるかどうかについて議論しているスレッドを見ましたが、ほとんどの意見は反対の意見であり、攻撃的なコメントさえ多いです。主な意見は「不安を煽る」「他人が噛んだ食べ物を食べる」といったものです。

私個人としては、これらの意見には同意できません。私は重度のオーディオブックユーザーであり、これらの数年間で私にとっての変化は非常に明白です。私の経験から言えば、オーディオブックの解説者は基本的には本の内容に従って書かれた解説をしています。もし、オーディオブックの解説者が本の意図を歪曲すると思うのであれば、少し誇張されていると思います。ですので、オーディオブックは「他人が噛んだ食べ物を食べる」ということではありません。

例を挙げると、最近聴いた『ミニマムハビット』という本があります。タイトルからもわかるように、私たちは興味を持つことができるものを何でもやることができるという内容です。必ずしも 1 万時間の法則に従ってすべてをマスターする必要はなく、最小限のクローズドループを完成させるだけで十分です。その中には、各小さなスキルが宝くじのようなものです。各小さなスキルは、いつ兌換されるかわからないものですが、驚くべき効果を発揮することがあります。

以前、蔡康永も似たようなことを言っていました。彼の意味するところは、20 歳の時に英語を学ぶことは役に立たないと思っていても、仕事で外資系企業の機会が訪れた場合、それを逃すことになります。10 代の時に泳ぎを学ぶことは役に立たないと思っていても、20 代の時に好きな女の子に泳ぎに誘われた場合、泳げないために約束を果たせません。これは『ミニマムハビット』の内容といくらか重なる部分があります。私たちが今学んでいる知識やスキルについては、短期的な利益を重視する必要はありません。また、私たちが学ぶとき、目的意識を強く持つ必要はありません。人生に新たな可能性をもたらすために、将来の遠いことは誰にもわかりません。必要になるまで学ぶのを待つと、遅すぎるかもしれません。多くのことに触れてみてください。これは焦りを煽るものとは全く関係ありません。

万維鋼先生は以前、私がとても好きな言葉を言っていました。彼は言いました。「みんな人生は長距離走だと言うけれど、私はこの言葉の意味を理解していると思います。それは前半を速く走りすぎると後半がつまらなくなるだけでなく、後半は別の競技に切り替えなければならないかもしれないことを意味しています。さまざまな走り方を試してみる必要があります。さらに、あなたが「ランニング」ということに対する認識を変える必要があります。

OK、今週のまとめはここまでです。まだ購読者はいませんが、読んでくださった方に感謝します。ご意見をお待ちしております。

Clay